ピクシブ百科事典

目次[非表示]

「モースモードル」

プロフィール

フルネームバーテミウス・クラウチ※ミドルネーム不明 同名の父と区別するためにバーテミウス・クラウチ・ジュニアと主に呼ばれる
デイヴィッド・テナント
CV桐本琢也/四宮豪(ゲーム版)
生没年1962年?~1995-1996年(1995年に魂を失う)
誕生日不明
所属死喰い人 ※1994年度はホグワーツのDADA教授(偽ムーディとして)
血統純血
主な家族父:バーテミウス・クラウチ・シニア(魔法省官僚)、母、しもべ妖精(ハウスエルフ):ウィンキー
不明※作中ではハリー・ポッターとアスラター・ムーディの杖を使用
出身校ホグワーツ魔法魔術学校 寮不明
在学時の地位・表彰不明
在学時の成績O.W.L試験で12科目がO・優
呼び名バーティ
技能闇の魔術 服従の呪文への抵抗能力 など


概要


『ハリー・ポッター』シリーズの登場人物。死喰い人の一人でヴォルデモート卿のおそらく最も忠実な僕の一人。

魔法省の高級官僚バーテミウス・クラウチの息子。
父と全く同じ名前であるため、バーテミウス・クラウチ・ジュニア(Bartemius Crouch Jr.)と呼ばれる。クラウチJr.、ジュニアと読者から呼ばれることが多い。

聖28一族である純血の旧家・クラウチ家の一人息子。ホグワーツ時代の寮は不明だが、O.W.L試験では12科目(つまり全科目)をO(おおいによろしい)(マグルにおける優あるいはSあるいはAに該当する最高評価)で合格する秀才であったことが語られている。
これは成績優秀者への特別措置(逆転時計による全授業出席)がなければ選択科目の時間割的に不可能であり、作中バックピーク裁判も並行していたとはいえあのハーマイオニーでさえ一年で音を上げ、次年度以降通常時間割に戻していることを考えると相当なモノであることが窺える。

ヴォルデモート卿の配下である死喰い人に堕ちており、その中でも厚い忠誠心を持つ危険人物。

少しそばかすがあり、薄茶色の髪をしている。

経歴

ヴォルデモート卿が赤子のハリー・ポッターによって破滅した後、多くの死喰い人が逃亡、あるいは裏切って情報を魔法省に渡す、または服従の呪文で洗脳されていたことを装って無罪を主張したが、一部の忠臣は消えてしまった主の居場所を探そうとしていた。
そして優秀な魔法使いでありヴォルデモートと戦っていたネビル・ロングボトムの両親が彼らに捕らえられ、「磔の呪い」をかけ拷問されて廃人になるという凶行が起きる。
その犯人であり凶悪な死喰い人としてベラトリックス・レストレンジロドルファス・レストレンジらと共に逮捕されたのが、彼である。

当時、魔法省の魔法法執行部長で、厳格かつ遵法精神に溢れていたバーテミウス・クラウチは対死喰い人の急先鋒(死喰い人へアバダ・ケダブラを含む許されざる呪文の行使、そして裁判なしのアズカバン送りを許可した)として多くの魔法使いから支持を集め、いずれは魔法大臣になるのではと目されていたが、
その息子がいつからか父親に反発し、10代の終わり頃には死喰い人としてヴォルデモートの配下に加わることになっていたというのは当時の魔法界に大きな衝撃を与えた。
父の手により裁判が行われ、彼は泣いて無実を主張したが重犯罪者であることが間違いないとして退けられ、遂には親子である情に縋るも「お前は息子ではない」と断じられ、重犯罪者としてアズカバンに送られた。その後間もなく発狂し、1年後に死亡したとされる。
そして父も、息子の闇堕ちの責任が彼にあったのではないかと白眼視されるようになり、大臣どころか閑職である国際魔法協力部に追われた。

しかし、亡くなったのは彼ではなく彼の母親であった
息子を哀れんだ彼女はポリジュース薬で息子に変身し、収監中の息子と密かに入れ替わったのである。
これは夫に懇願しての作戦で、妻を愛していたバーテミウス・クラウチはこれを承諾して決行し、密かに彼は自宅に連れ戻されていた(当然ながらこの夫妻の行いは犯罪者の隠匿=重大犯罪である)。

父は息子が本当にヴォルデモート卿の支持者であり危険思想に取り憑かれている確信があったようで、その後は「服従の呪文」をかけて彼の自由意思を奪って自宅に監禁し(これも本来重大な犯罪、彼の場合死喰い人なので戦時特例の"闇の魔法使いに対しては三禁呪の使用の罪を許可する"が適用されるかもしれないが)、透明マントを被らされた状態で、クラウチ家のしもべ妖精であるウィンキーに世話を受けていた。
ずっとこの秘密は守られていたが、ある時魔法省職員であるバーサ・ジョーキンズが訪問時にジュニアが生存したことに気付く。この事実はバーテミウス・クラウチによって記憶消去され隠蔽されたものの、後にヴォルデモートの知ることとなり、惨劇へと繋がっていく。

逮捕される前はクィディッチが好きで、監禁状態の彼のことを不憫に思った屋敷しもべのウィンキーの説得もあって1994年、透明マントを着た状態でクィディッチ・ワールドカップを見に行くことを父に許される。
しかしこの頃には父にかけられた「服従の呪文」を打ち破りはじめており、見張りを言いつけられていたウィンキーの目を盗み、ハリー・ポッターの杖を盗んで闇の印を打ち上げた。これはかつて逮捕を免れた死喰い人がクィディッチ・ワールドカップにおいて闇の帝王を探そうともせず死喰い人の格好をしてマグルいじめを楽しんでいたことに対する威嚇を意図したものである。(実際本来打ち上げる側の筈の死喰い人達は何者かに打ち上げられた闇の印を見た瞬間怯えすくんで一目散に逃げ出している。)

闇の印を打ち上げた犯人が息子であることを確信したバーテミウス・クラウチによって密かに保護され、自宅に再び連れ戻され厳重に監禁される。
そして館を訪れたヴォルデモートたちによってバーテミウス・クラウチは服従の呪文をかけられ、監禁されていた彼は解放された。

そしてワームテールと組むとアラスター・ムーディを襲撃。彼を魔法のトランクに監禁した。ヴォルデモートの肉体の復活に必要なハリーをリドルの墓場へ届けるべく、ポリジュース薬アラスター・ムーディに成りすましてホグワーツ魔法魔術学校に潜伏を開始した。
炎のゴブレットに強力な錯乱呪文をかけるとハリーを三大魔法学校対抗試合の第四の対抗選手に仕立て上げ、知識や情報を適宜与えて優勝へと巧みに誘導していく。
またその過程で、服従の呪文に抵抗し、ダンブルドアに真実を話そうとホグワーツに現れた父を殺害している。
最終的に優勝杯を「移動キー」に変え、それにハリーを触れさせることでヴォルデモートの元へ転送し、ヴォルデモートがハリーの血を使い肉体蘇生に成功。任務を完遂した。
だがその後、アルバス・ダンブルドアに捕らえられ、真実薬によって全ての真相を吐かされた。
(この時まであのダンブルドアを完全に騙しきっていたようだが、トム・リドルとして、完璧な模範生として振る舞っていた時のご主人ですら彼を騙し切れず目をつけられていたことを考えると如何に凄いことかが分かるだろう。)
だが自白した翌朝、魔法大臣コーネリウス・ファッジが護衛に連れていた吸魂鬼が勝手に(ヴォルデモート復活を頑なに信じたがらなかったファッジが「気の狂った死喰い人に刑を執行しただけだ」と開き直っているため、本当に無断なのかは疑問符がつく)彼に接吻を施し、死よりも酷い姿と成り果てた。その後の詳細はまったく不明だが、原作者がクラウチ家の断絶を明言していることから程なく死亡したのだと思われる。

死喰い人そして教師として

ヴォルデモートことトム・リドルとは「父親と全く同じ名前を付けられた」「父の存在を受け入れることができなかった」「自らの手で父親を殺した」「在学中は首席級の秀才だった」「闇の魔術に対する防衛術の教職を志願した(ジュニアは任務としてだが)」「演技力に長けている」などの多くの共通点がある。そのためヴォルデモートに強く共感・同調しており、その忠誠心は極めて高いものであった。ベラトリックスと並んで死喰い人の中でも数少ないヴォルデモートを失踪後に探した一人でもあるため、彼からの信頼も厚かった。

ムーディとして行った授業は実践的で質が良く、生徒から支持を得ていた。
これにはムーディを演じる、という事情も影響したと思われる。
またハリーには両親を殺した魔法を実演しヴォルデモートの力を意識させる、服従の呪文への抵抗の才能を開花させる、卒業後の進路として闇祓いを勧める、など少なくない影響を与えた。(ハリーは後に自分の進路を示したのが変身した死喰い人であったことを奇妙に感じながらも受け入れている)
またネビルにも結果論だがハリーとほぼ同様の影響を与えたと言える。

ドラコ・マルフォイには目を光らせており、ハリーに攻撃した彼に容赦なく変身術を使うが、これはドラコが元死喰い人のひとりルシウス・マルフォイの息子で、自分と違いいつでも主人を捜索できたのにも関わらず無関係を装っていたことによる怒りからきたものである。

余談や考察

  • ジュニアの裁判をきっかけに次期魔法大臣と目されていたクラウチ・シニアは失脚し、代わりにファッジが大臣となった。そしてヴォルデモート卿復活を丸一年間見て見ぬ振りをする失態とハリーへの迫害・暴行へと繋がることとなる。


  • ベラトリックスがネビルの両親を拷問した際にジュニアがいたのは確かだろうが、実際に彼も拷問に加わったのかは定かではない。たしかにベラトリックス単独で強力な闇祓い二人を再起不能な状態へ追い込んだとは考えづらいが、彼女に手を貸したのはロドルファスとラバスタンだけかもしれない。あくまで可能性の話だが。

  • アズカバンから史上初めて脱獄したのは彼である。前述の通り、彼の脱獄は世間にバレなかったため、作中ではシリウス・ブラックがアズカバンから史上初の脱獄を果たしたとされていた。

  • 作中の描写から、父に対して強いコンプレックスを抱いていることが分かる。自らを否定した実父を捨て、ヴォルデモートを自分の父として思慕したかったのかもしれない。つまり本質的には父に愛されたかったのだと思われる。また、母には愛されていたようであるためエディプスコンプレックスもあったかもしれない。

映画版

映画版ではデイヴィッド・テナントが演じ、日本語版の吹き替えは桐本琢也が担当した。蛇のようにチロリと素早く舌なめずりする癖があり、ムーディに化ている際も時折その癖を出しており、小説よりも年上に設定されて性格も凶暴になっていた。
また、憂いの篩における過去の記憶のシーンではカルカロフの裁判中に座席から途中で逃げようとしてムーディに阻まれる姿が描かれている。このことから映画版のジュニアは父と同じく魔法省官僚であったような印象を与える。父との関係や脱獄の真相などは全てカットされており、ただアズガバンから脱獄した死喰い人として描写された。また最後はダンブルドアに捕らえられたところで出番が終わったため、その後の消息は不明である。

二次創作

年齢描写から親世代の一員と考えられており、スリザリン寮として創作されることが多い。また在学中のレギュラス・ブラックとの関係を創作するものも多い。レギュラスとはクィディッチが好き、十代で死喰い人に加わる、家が人生に重い影響を与えた、異形の魔物に襲われ文字通り息絶えたなどリドルに次いで共通点が多い。

関連イラスト

俺は英雄として迎えられる。
ジュニアさん


Merry Christmas!
無題



タグの注意・表記揺れの多さについて

表記揺れがとても多いキャラクターなので、検索の利便性に配慮するならば邦訳版のフルネーム表記でタグ付けすることを推奨する。

クラウチ 名字のみ
バーティ 名前のみ
バーティー 名前のみ 誤表記
バーテミウス・クラウチ ジュニアの表記なし
バーテミウス・クラウチ・Jr. ジュニアが英字
バーテミウス・クラウチ・Jr ピリオドがない
バーティミウス・クラウチ・ジュニア 誤表記 邦訳版ではバーテミウスでありバーティミウスではない
クラウチJr. 多くの読者に呼ばれる短縮形
クラウチJr クラウチJr.の誤表記 ピリオドがない かつてはこの名前でPixiv百科事典が作成されていた
クラウチジュニア クラウチJr.の表記揺れ

バーテミウス・クラウチ・ジュニア→推奨

関連タグ

ハリポタ 死喰い人 親世代
トム・リドル ヴォルデモート
レギュラス・ブラック セブルス・スネイプ ベラトリックス・レストレンジ
アダルトチルドレン エディプスコンプレックス 闇堕ち
碇シンジ……父にコンプレックスを持つ少年つながり

BLカップリングタグ

バティレギュ レギュバティ

関連記事

親記事

親世代 おやせだい

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivで「バーテミウス・クラウチ・ジュニア」のイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで「バーテミウス・クラウチ・ジュニア」の小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 291442

コメント