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ライスシャワー(ウマ娘)

うまむすめのらいすしゃわー

『ウマ娘 プリティーダービー』に登場するウマ娘の一人。元となったのは1990年代前半に長距離レースで活躍した競走馬「ライスシャワー」。
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「ライスはみんなを不幸にしちゃう……。それを……変えたくて……!」

プロフィール


誕生日3月5日
身長145cm
体重増減なし
スリーサイズB75・W51・H76
CV石見舞菜香
キャッチコピー不幸体質? 健気に生きる薄幸少女
自己紹介ライスシャワー…です。あ、あのね…?ライス、みんなを不幸にする…だめな子なの でも…か、変われるように…がんばります!
学年高等部
所属寮美浦寮

周りで起きる不幸は全て自分のせいと思い込んでいる、臆病で弱気なウマ娘。
実際は単に間が悪いだけだが、完全にジンクス化していて、どうにか拭おうとしている。
趣味は絵本を読むことで、とくにお気に入りの本は『しあわせの青いバラ』。
公式ポータルサイトより

概要

小柄でどこか幼い言動とは裏腹に高等部の生徒である。ある理由からトレーナーを「お兄さま/お姉さま」と呼ぶ。トレーナーを「お兄さま」と呼ぶのは公式サイトの情報で知られていたが、「お姉さま」呼びはゲームが初出。また、内気で礼節があるキャラにしては珍しく、歳上に対しても基本的にタメ口で話す(育成ストーリーでもトレーナーに対して初対面からタメ口である)。

ライスシャワー


勝負服は黒を基調としているが、名前の由来からかウェディングドレス風となっている。メカクレしている右側にかかる様にバラの付いたダービーハット様のミニハットを載せているが、これはテイエムオペラオーの王冠同様、学園での制服姿、トレーニング中のジャージ姿、水着を着て泳いでいる時でも取ることは無い。私服姿(と温泉の入浴シーン)のみカチューシャに代わる。

交友関係

史実でライバルだったミホノブルボンメジロマックイーン、美浦寮で同室のゼンノロブロイ、同じ誕生日でステイヤーのマンハッタンカフェなどを始め、控えめな性格の割には友人が多い。
その中でも元の競走馬が様々な意味で対照的な境遇をたどったハルウララと特に親しく、「うまよん」やゲーム内のシナリオ等で行動を共にする姿が度々描かれている。ネガティブな思考に陥って落ち込みやすい所があり、自身と対照的に負け続けても物事を前向きに捉え、笑顔を欠かさないウララの姿には元気付けられる事が多い模様。親愛度ストーリーにおいてハルウララの行動がライスシャワーの重大な転機となっており、結果的に彼女に救われている。
一方、ハルウララの育成イベントではそんな彼女がある出来事をきっかけに迷いを見せた際に、ライスシャワーが自身の経験に基づいた助言を送り、それが立ち直る一助となるという重要な役割を果たしている。

甘く賑やかな幸福



ゲーム内での活躍ほか

メインストーリーではチームシリウスに所属。第2章では主人公として活躍し、史実における日本ダービー前~2度目の天皇賞(春)までの時期をモチーフにしたストーリーとなっている。このため一部はアニメ2期中盤の展開(後述)と概ね共通するが、こちらはその後の低迷期・復活まで描かれる。第4章ではナリタブライアンと共に有馬記念に出走している(史実における'94年有馬記念)。

  • なお、第2章のラストでは「春の天皇賞で2度目の優勝を飾る」様が描かれるのだが、史実における勝利は'95年の出来事であり、第3章のウイニングチケットが制した'93年日本ダービー、先述した第4章の'94年有馬記念など、章立てと史実の時系列は異なる。
ゲーム内の「ヒミツ」によれば朝食はパン派である。これを目撃したらしいゴールドシップは「自分へのアンチテーゼか?」などと言及していた。また、アグネスデジタルの育成イベントでも「ウマ娘ちゃんクイズ☆~嗜好編~」で触れられている。なお、これに関係するかは不明だが、史実のライスシャワーが活躍した京都競馬場の所在地である京都府は全国でも有数のパン消費量を誇る。

朝食をとるゴルシちゃんとライスちゃん
朝はパン派


スペシャルウィークオグリキャップの影に隠れているがかなりの健啖家で、朝食に「ロールパン5つににんじんサラダ、にんじんハンバーグ、ベーコンと目玉焼きにミネストローネ、デザートのゼリー」を食べておきながら授業中にお腹が空くという。
ウマ娘ストーリーの第2話では、トレーニングをこなしたご褒美として「爆盛メガDXラーメン」なるものを頼もうとしてトレーナーを驚かせた(直前に売り切れてしまい、代わりにトッピング全部のせを食べた)。

ライスちゃん
朝はパン派


ちなみに、史実のライスシャワーも小柄な割によく食べる馬だったという。

ソロ楽曲

ささやかな祈り


「ANIMATION DERBY Season 2 vol.2」に収録。
アニメSeason2第7話のエンディングテーマであり、ライスシャワー初のテーマソングである。また、ゲーム内ではメインストーリー第2章の13話にてこの歌のウイニングライブシーンが挿入されており、視聴後はライブシアターでも再生可能である(音声はライスシャワーのみ実装)。

ゲーム

リリース当初から育成・サポートカード共に実装されている。

育成ウマ娘

ゲームリリース当初より☆3育成ウマ娘[ローゼスドリーム]として実装。
さらに2021年9月29日に、ストーリーイベント「Make up in Halloween!」開催に伴って☆3育成ウマ娘[Make up Vampire!が追加された。これについては当該記事を参照。

初期ステータス(☆3時点)

スピードスタミナパワー根性賢さ
711177010290
+10%+20%
バ場適性AダートG
距離適性短距離マイル中距離長距離
ECAA
脚質適性逃げ先行差し追込
BACG


固有スキル

ブルーローズチェイサー
最終直線で抜け出した時に強い意志を持って速度が上がる。

  • 発動条件は最終直線で5位以上の順位から追い抜くこと。相手に逃げ・先行が多いと有利だが、差し・追い込みが多いと不利になる。

固有二つ名

黒い刺客
重賞に23戦以上出走し、うち菊花賞天皇賞(春)を2番人気以上で勝利し、ファン数が320000人以上になる。

  • 目標レースに重賞は7戦しか含まれないため、残り16戦をどこかでこなす必要がある。中長距離G1のみでは全く足りないため、積極的にG2・G3レースを使おう。条件は「出走」なので勝つ必要は無い。なお、URAファイナルズ3戦は重賞にカウントされない。
  • 23という数字は、史実のライスシャワーが4年弱の競走生活で出走した重賞の数である。
  • アオハル特訓のためにトレーニング回数が求められる「アオハル杯」シナリオは取得に不向き。両立は不可能ではないがおすすめしない。

ステータスとしてはスタミナ、根性に優れる一方でスピードとパワーが不足気味。距離適性はステイヤーらしく長距離Aで、史実では重賞の勝ち鞍が無い中距離も適性Aである。固有スキルも適性Aである先行を意識したものになっている。

育成の難易度はやや難しめで、史実通りメジロマックイーンが立ちはだかる天皇賞(春)の1着が壁となる。また、最終目標の有馬記念は史実で再戦ならなかったミホノブルボン、マックイーンとの夢の対決となる。2人とも強力だが、ライスのシニア級のローテーションは余裕があるためパラメータ上げ自体は難しくない。シナリオを完走できない場合は出走数を控え、しっかりとトレーニングを積もう。

なお、シニア級の育成目標に宝塚記念が含まれているが、通常開催される阪神レース場ではなく京都レース場でのレースとなる。これはライスシャワーが出走した1995年の宝塚記念が諸事情により京都競馬場で開催されたためだが、それにまつわるエピソードは下記の「競走馬ライスシャワー」の項を参照(ネタバレ等に注意)。
このレースで1着になると史実に絡めた特殊実況を聞くことができる。天皇賞に向けてスタミナ重視の育成をしているとスピードが不足しがちだが、ぜひライスと一緒に夢を掴んでほしい。

サポートカード

2021年10月現在でSSRサポートカードは2枚が実装されている。

SSRサポートカード[『幸せ』が舞う時]

リリース当初から実装。メインストーリー第2章13話の報酬として手に入り、2枚目以降はショップでサークルPtと交換できるようになる。サポート属性はスタミナで、ヒントが貰えるレアスキルは「火事場のバ鹿力」。これ以外のスキルも長距離先行向きのものがほとんどである。他の先行バを妨害するスキルが多数あるため、チーム競技場に向けた育成に向いているといえる。

SSRサポートカード[幸せは曲がり角の向こう]

あ


2021年8月30日、新育成シナリオ「アオハル杯~輝け、チームの絆~」と同時にサポートカードガチャで実装。ヒントが貰えるレアスキルは「円弧のマエストロ」。言わずと知れた強力なスキルであり、ヒントがもらえるサポートカードとしては「[一粒の安らぎ]スーパークリーク」に次ぐ2枚目となった。パワー属性であることから「パワーライス」「力飯(ちからめし)」と呼ばれることも。

イベントは花にまつわるストーリーを中心に構成され、ハルウララやゼンノロブロイとの会話が楽しめる。ライスたちは協力してブリザーブドフラワー(色褪せたり枯れたりすることなく保存できるように加工した生花)の作成に挑戦するが、その途中、通りがかった結婚式であるトラブルが発生し……

アニメ

※以下、第1期OVA・第2期のネタバレにご注意ください。

OVA「BNWの誓い」

BNWの誓い」ではビワハヤヒデがリーダーを務めるチームBの一員として登場。駅伝では第一走者としてチームNのミホノブルボン、チームWのアイネスフウジンとしのぎを削る。劇中、解説のグラスワンダーから「黒い刺客」と評されるが、その由来は下記の競走馬の概要を参照のこと。

ウマ娘 プリティーダービー Season 2

(公式サイトMOVIEページ)
アニメ第2期となる「Season2」ではオープニング、エンディングに1カットずつ登場。
また、第7話のエンディングはライスシャワーに焦点を当てた特殊エンディングとなっており、つづく第8話のオープニングは登場カットがオーラを放つ姿に差し替えられた(後述)。

4話~6話

第4話で本編に初登場。ただし名札付きでの紹介はなく、ミホノブルボンを付け狙う「謎のウマ娘」として描かれている。
第5話でも4話と同様、ブルボンをぴったりとマークしていた。トウカイテイオーとメジロマックイーンの直接対決の舞台となった京都レース場にも(ブルボンの後を付けて)足を運んでいる。

ライスブルボン


第6話「なんのために」では菊花賞を前についにブルボンからライバル視され、無敗三冠ウマ娘を目指す彼女の前に立ちはだかる。レースシーンでは史実でも同じく出走していたマチカネタンホイザも交えての三つ巴の接戦を繰り広げ、ライスは2人を押さえて優勝。晴れて菊花賞ウマ娘の栄誉を勝ち取った。
しかし、ブルボンの無敗三冠達成を阻止する形となったライスに対する観客やファンの反応は冷ややかだった。

第7話「祝福の名前」

天皇賞(春)の三連覇を目指すマックイーンの対抗バとして注目されるライスであったが、ブルボンの三冠を阻止したことをきっかけに彼女はいわゆるヒールとして世間に注目されるようになっており、マックイーンのファン達からは天皇賞三連覇を阻む邪魔者として認識されていた。

無論、純粋に勝利を得たかったライス本人にとってこれらの反応は耐え難いものであり、「もうレースは嫌なんです」「勝っても嫌な顔をされるだけ」と口走るほど精神的に追い込まれてしまう。それが窺えるようなシーンは以下の通り。

  • 7話冒頭において、マックイーンの大阪杯の観戦中に自身が菊花賞の際に受けた罵声の幻聴が聞こえるような描写がある。
  • 7話終盤で描かれた菊花賞後のウイニングライブの回想シーンにおいても、1着のライスを差し置いてブルボン、タンホイザのみに声援が送られているように描写されている。
    • 史実においても2番人気(単勝支持率は1割強)であったことを踏まえれば、ファンが1人もいないという状況はありえない。つまり声援が耳に入らないほどの精神的ショック状態にあった。
    なお、ゲームのメインストーリー第2章7話でも菊花賞後のウイニングライブの様子が描かれているが、アニメと同様トレーナーとチームメイト以外にライスの勝利を称える声は無く、さらには「三冠おめでとう」というブルボンの勝利を確信していたかのようなアドバルーンが(手違いとはいえ)上がるなど、手ひどい仕打ちを受けている。
    • ちなみに、個別の育成ストーリーでも似た様な対立描写こそされているが、こちらでは実力次第で徐々に注目されていくといったマイルドなものとなっている。

一方、たまたまライスと会った際にレースには出ないことを告げられたマックイーンは、新進気鋭のステイヤーであるライスと対戦できないことを残念がっていた。そんなマックイーンの意を汲んだテイオーたちは、ライスに出走するよう説得することを決意する。しかし、チームスピカ総出の説得もライスの固い決心を崩すことはできず、ついには奥の手の拉致に至るも「お願いだから放っておいて」と意に介されることはなかった。

そもそも、ライスのレーサーとしてのウマ娘を志すきっかけの根本的部分がまでの主要キャラクターらと異なり、『勝ちたい』ではなく『自分が勝つことでキラキラと輝き、見てくれる人々に新たな希望を与えたい』という心構えで取り組んでいた以上、勝利することが目標のスピカのメンバーが、己が勝つことで観客を不快にさせてしまうという行為が彼女にとってどれだけトラウマになるかを理解できないのも致し方ない事とも言える。

それでも彼女をなんとか説得できないかと悩んでいたテイオーは、かつてライスに三冠の夢を破られた張本人であるブルボンの力を借りてもう一度ライスと話し合おうとする。

ライスシャワーまとめ


テイオーとブルボンの二冠ウマ娘2人を相手に逃げ回るライスであったが、その道中でメジロパーマーやタンホイザたち一部のウマ娘にはブルボンを倒した実力を高く評価されていることを知る。
「自分は走っても良いのか」と揺れている中、遂に2人に追い付かれてしまったライスは、なおもブルボンの説得を強く拒んで問いかける。

ライス「ライスが走っても誰も喜ばない、勝ってもガッカリするだけ、走る意味なんてどこにもない、それなのになんで!?」

ブルボン「……あなたが私の『ヒーロー』だからです」

菊花賞の後に大きな怪我を負ったブルボンにとって、ライスは自分の夢を奪った相手であると同時に、新たな「走る理由」を見つけてくれた「ヒーロー」であり、誰にも負けたことのない自身を負かした「ライバル」でもあった。
彼女の必死の説得に心動かされたライスは彼女の思いに報いるべく、天皇賞に出走することを固く決意する。

第8話「ささやかな祈り」

「精神は肉体を超越すると思います」
天皇賞に向け、ライスは早速ブルボンの時と同じくマックイーンをマークする形でトレーニングを再開する。しかし天皇賞(春)二連覇の経験を持つマックイーンに連日引き離される形となり、並の努力では勝てないと痛感したライスは山籠もりを決意。様子を見に来たブルボンに「走力や経験値で劣る部分を精神力でカバーする」と語り、寸暇を惜しむようにして走り込む。
それはかつて「坂路の申し子」と言われるほどにハードなトレーニングをこなしたブルボンでさえも驚くほど過酷なものだった。

そのウマ娘の名は、ライスシャワー。



迎えた天皇賞当日。京都レース場はマックイーンの三連覇を見ようと詰め掛けた観客で超満員。マックイーンもファンの期待、そしてテイオーとの約束を背負って地下バ道を進む。しかし、その背後から現れたのは……。

漆黒のステイヤー


マックイーン「何なんですの…まるでわたくしを食いちぎらんばかりのこの気配……!?」

一目でこれまでのライスとは全くの別物であると察知したマックイーンだったが、自身とは対照的にマックイーンを歯牙にもかけずに通りすぎていくライスに底知れない不気味さも感じていた。コースに出てもなお動揺を隠せないマックイーンだが何とかゲートに収まり、ライス他の出走バもゲートに収まって天皇賞のスタートが切られた。

大方の予想通りパーマーがレースを引っ張る形となったが、ライスはマックイーンを徹底的にマークする形で後ろにつけプレッシャーをかける。1周目の直線あたりでようやく落ち着きを取り戻したマックイーン。しかしパーマーの逃げと掛かり気味のマックイーンも相まって長距離戦とは思えないハイペースとなり、マックイーンやライス以外の後続各バは追走するのもやっと。やがて隊列は京都名物「淀の坂」がある3コーナーに差し掛かる。

ここでマックイーンがスパート。3~4コーナーで早めにスパートをかけ、先頭で最後の直線に入りそのまま押し切るというのがマックイーンの必勝パターンだが、ライスは引き離されることなくマックイーンについていく。逃げ粘るパーマーを直線で交わしたマックイーンだが……。


実況「メジロマックイーンだ!メジロマックイーン先頭……あっ、いや……」

ウマログ⑥


実況「外から!外から!ライスシャワーだ!ライスシャワーが迫ってきた!迫ってきたあっ!!」

マックイーンの背後から「黒い刺客」が文字通り最後の勝負を仕掛けて来た。ラストスパートの鍔迫り合いのさなか、観客たちのブーイングを跳ね返すかのようにライスは叫ぶ。

「……ライスは『ヒール』じゃない……」

いつか歓喜と祝福の声に
漆黒の閃光


「__『ヒーロー』だっ……!!」

一瞬のうちにマックイーンをちぎり捨てたライス。なんとか差し返そうとするマックイーンだがその差は埋まらず、ライスが先頭でゴール板前を駆け抜けた。
レコードタイムでの決着となり、ライスの完勝とも言える戦いではあったが、またも大記録を阻止する形となりスタンドの観客からは動揺、そして落胆の声が聞かれた。それでも気丈に振る舞いスタンドに一礼して去ろうするライスだが、一部の観客、そして一緒に走ったウマ娘たちは拍手で称えた。

そして地下バ道へ戻ったライスを1人ブルボンが出迎える。ターフの上では涙を見せなかったライスも泣きながらその心情を吐露するが、ブルボンは「ブーイングが歓喜と祝福の声になる日は必ず来る」と慰め、ライスもまた走り続けることへの決意を新たにした。

ライスシャワー&ミホノブルボン



なお、8話限定でOP「ユメヲカケル!」のビワハヤヒデのカットがライスシャワーに差し替えられた特殊OPとなっている。ゲーム内のライブシアターでもメジロマックイーンをセンターにして「ユメヲカケル!」を再生すると8話限定カットに変化する。7・8話は実質的な主役として描かれた面も強く、ゲームリリースと放送時期が重なったことも含めてアニメ放送の後半を大きく盛り上げる重要な役割を果たしたといえる。

第9話以降

第9話では天皇賞の結果を受け、テイオーからも「いつか勝負してよね」と声を掛けられる。ただし劇中でもライスが言及していた通り、実際には6話の有馬記念の時点で両者は対戦している。結果は7話終盤で語られた通り、ライス8着、テイオー11着。

第10話「必ず、きっと」では、オールカマーに出走するツインターボの前に立ちはだかる有力バとして挙げられ、テイオーにも「ライスたち強いウマ娘が沢山出るのに(ターボが)逃げ切れるわけない」と言及されていた。しかし、レースは予想外の展開を見せる。

続く第11話では食事中をテイオーに偵察される、テイオーとスペシャルウィークの食事シーンに映り込むなどのチョイ役として登場。偵察シーンではレースに向けての偵察であるにも関わらず、何故か朝はパン派という情報もメモされていた。
なお、この情報は放送の3週間前にサービスが開始されたゲーム内でライスシャワーの「ヒミツ」として開示されている。

最終話「夢をかける」では、年末のグランプリ有馬記念でファン投票3位に選ばれ出走、1年ぶりのレースとなるテイオーの前に立ちはだかる強敵の1人として描かれ、レース後にはテイオーに労いの言葉をかけた。

ライスシャワー



放送後のよもやま話

「Season2」最終話の有馬記念は1993年のレースであるが、史実でのライスはこの後約1年半に渡り競走生活を続ける。今シリーズでそれらが描かれることはなかったが、週刊ファミ通の2021年4月15日号に掲載されたゲームウマ娘開発スタッフに対するインタビューにて「皆さんの応援があれば、アニメ版ライスの"その先"が描けるかもしれない」という発言があった。
"その先"がいかなるものかは下記の競走馬の概要を参照していただきたいが、トレーナー諸氏はこれからもウマ娘プロジェクト、そしてライスシャワーを信じ、応援してほしい。

いつか来る、祝福の日



マンガ

『うまよん』

配信サイトであったサイコミの方針として連載終了後は全話非公開となっているが、アニメうまよんのBlu-ray BOXの特典として全話を収録したブックレットが付属予定。

  • 第22話「不幸体質なんです」で初登場。マチカネフクキタルに「自分の不幸体質からよくないことが起こりやすいので占ってほしい」と持ちかける。
  • 第44話「一緒に走ろうっ!」で再登場。ハルウララから「今度長距離のレースに出るので練習を手伝ってほしい」と頼まれる。
  • 第57話「もっと悪っぽい怪人で」で3回目の登場。ヒーローごっこで悪役になりきれないスーパークリークと役を代わろうとしたり(これはビコーペガサスが止めた)、役作りのアドバイスをしている。
  • 第62話「これがヤングの証明!!よ!」で4回目の登場(1コマだけ)。
  • 第72話「りんご飴とにんじんアイス」で5回目の登場。今回はハルウララと2人で縁日を楽しむ姿が見られる。
  • 第77話「あの月に向かって走れ!」で6回目の登場(1コマだけ)。
  • 第82話「迅速且つ合理的に」で7回目の登場。ついにミホノブルボンとのコンビによるエピソードが描かれた(初登場はどちらも22話)。ライスの帽子が風で飛ばされ、高い木の枝にひっかかってしまったところに通りがかったブルボンが「迅速且つ合理的に」解決しようとする。
  • 第94話「あなただったのですね」で8回目の登場。ゼンノロブロイから「読もうとした図書館の本を先に読まれていたり、気になる本を書店で手に取っていた」ことで同志認定される。
  • 第99話「トレセン・バレンタインデー☆その2」で9回目の登場(1コマだけ)。
  • 第109話「ボタンおします」で10回目の登場。機械に触ると爆発させてしまうブルボンの代わりに、自販機のボタンを押すライスだったが…。
  • 第111話「いつもありがとう!」で11回目の登場。母の日にちなんで、所属する美浦寮の寮長であるヒシアマゾンをゼンノロブロイ、ユキノビジンと共に労う。
  • 第126話「(がんばろうね…)」で12回目の登場。今回はマンハッタンカフェ、ハルウララ、アグネスタキオンと一緒にビーチへ。
  • 第131話「占い直しましょう!」で13回目の登場。メイショウドトウ共々占いの結果が悪かったライスはフクキタルに相談するが…。
  • 第135話「いつも真面目な二人の会話」で14回目の登場。真剣な表情で話し込むオグリキャップとブルボンの姿を見て気合の入るライスだったが、2人の話の内容は全くレースと無関係だった。
  • 第137話「怖い夢を見ないように」で15回目の登場。ホラー小説を読んで不安がるロブロイに添い寝をしてやり「お姉さんぽいことができて嬉しい」と喜ぶが、結局2人仲良く悪夢にうなされてしまった。
  • 第145話「不幸な二人は元旦に願う」で16回目の登場。初詣でドトウは大吉のおみくじを引き、ライスは福引が当たるなど幸運が続くが、普段ツイてない2人は不安になり…。

その他

公式G1イラスト ※呼称は便宜上のもの

ウマ娘プロジェクト公式アカウントはG1レース開催週にそのレースに関連するウマ娘のイラストを投稿しているが、2020年の菊花賞の週は'92年の勝ち馬ライスシャワーと、'01年の勝ち馬マンハッタンカフェのツーショットが投稿された。リンク

競走馬ライスシャワー

'93年 天皇賞(春)
極限まで削ぎ落した体に、鬼が宿る。
王者・メジロマックイーンの三連覇を阻んだ、漆黒のステイヤー。
ヒールか、ヒーローか。悪夢か、奇跡か。
その馬の名は…

― JRAプロモーションCM 「The WINNER 天皇賞(春)編」 より

跳ね馬



ライスシャワーは、1991年から95年にかけて活躍した競走馬である。1989年3月5日生まれ。父リアルシャダイ、母ライラックポイント、母の父マルゼンスキー。
名前はキリスト教式の結婚式の祝福として新郎新婦に米を振りかける「ライスシャワー」から取られた。「この馬に触れる全ての人々に幸せが訪れるように」という願いが込められた、いわゆる「祝福の名前」であった。牡馬としては小柄な馬体であったが、3000m以上の(超)長距離レースで3度のG1を勝利した生粋のステイヤーだった。

※以下、馬齢は旧表記。

戦歴

4歳時にはミホノブルボンの無敗三冠を、5歳時にはメジロマックイーン天皇賞(春)の三連覇を阻んだことからヒールとしてのイメージがつき、「刺客」などのあだ名で呼ばれた(勝利時の記事のWeb復刻)。一方、マックイーンを破った天皇賞以降はスランプに陥り勝ち星を挙げることができず、その年の秋古馬三冠は全て着外、明けて6歳の春には重度の骨折を負い引退も検討された。しかし、馬体が小柄であったことと、中距離G1での実績に乏しく産駒に期待が持てないことから種牡馬としての受け入れ先を見つけることができず、現役続行となった。

7歳の春、雌伏の時を経て出走した天皇賞(春)ではゴールの瞬間まで他の馬と競り合ったもののハナ差で勝利。競馬ファンは2年ぶりの勝利を成し遂げたライスシャワーを暖かく迎えた。
そしてこの年の春のグランプリ・宝塚記念阪神淡路大震災の影響で阪神競馬場が閉鎖されたため、京都競馬場で代替開催されることとなった。このレースの出走馬はファンの投票で選ばれるのだが、ライスシャワーは見事1位を獲得。また陣営は、

  • 3つのG1勝利の全てを京都で上げている
  • それまでのレースに比べ斤量が軽い(前3走は60kg→59kg→58kgだったが今回は56kg)
  • 2200mという距離のレースで勝つことで「3000m以上しか走らない」という評判を覆すことができ、引退後の種牡馬生活に有利に働く
などの理由から、出走を決意した。

ライスシャワーは天皇賞の疲労が抜けないまま、レース当日を迎える。鞍上の的場均騎手はいつもと様子が違うライスシャワーに違和感を覚え、スタート後から勝ち負けより走り切ることを優先して慎重に走らせていた。


(1:30から当該シーン。故障を発生した瞬間が流れるため閲覧注意)

第3コーナーでライスシャワーは左前脚を開放脱臼、粉砕骨折を発症し転倒、競走を中止。投げ出された的場騎手は軽症で済んだものの、ライスシャワーは診療所に運ぶことすらできない程の重傷であり、予後不良としてコース上で安楽死の処置がなされた。

通算25戦6勝、主な勝ち鞍は'92菊花賞、'93・'95天皇賞(春)。

「淀を愛した、孤高のステイヤー」

この見出しはJRAが毎年製作しているポスター「ヒーロー列伝」のライスシャワーのキャッチコピーからとっている(ポスター一覧、ライスはNo.39)。
「淀」とは京都競馬場の異名である。前述の通り、ライスシャワーは生涯3つのG1勝利を全て京都競馬場で上げており、そして最後は京都で散った。京都競馬場では、1996年7月にライスシャワーの遺髪を収めた記念碑が職員たちの発案によって建立された。「疾走の馬、青嶺の魂となり」と句が刻まれたその碑には、ライスシャワーの死から四半世紀以上が経った今日でも花などが途切れることなく供えられている。

上記の通り、ライスシャワーはミホノブルボンの無敗三冠やメジロマックイーンの天皇賞(春)三連覇阻止でヒールのイメージが定着し、その上長期のスランプに陥ったことで「ブルボンやマックイーンに勝っておきながらだらしがない」と非難を浴びることとなった。ウマ娘となったライスシャワーの性格はこれに因るところが大きいと言えるだろう。そのような世間の逆風に晒されながらも競走生活を続け、ついには天皇賞(春)で2年ぶりの勝利をあげたことで一転してファンに広く愛されるようになった。そして、ファン投票1位の後押しを受けて出走した宝塚記念で非業の死を遂げ、人々に鮮烈な印象を残して彼はターフを去ってしまったのだった。
ウマ娘として生まれ変わった彼女に、多くの人々からの祝福がもたらされんことを切に願うばかりである。

関連イラスト

ライスシャワー
2021_03_06 ウマ娘
ライスシャワー
ライスシャワー


やっぱりライスが好き
ライスシャワーの私服すき
ささやきライス
쌀밥


「……いってきます、お兄さま。」
ライスシャワー
ライスシャワー(ウマ娘)
漆黒のステイヤー


雨の日☔
ずきゅん!
無題
ライス


米浴
幸せのライスシャワー
ヒーロー
Rice Shower



関連動画


pixivに投稿されているイラストの一部やアニメの天皇賞(春)のシーンで目から鬼火の如く青白い光を放っているが、これは上記のJRAによるCMがモチーフである。

関連記事(外部)

「ウマ娘」でもヒールのライスシャワー。最後はファンに愛された名馬 | web Sportiva
ウマ娘と競走馬の両面からライスシャワーを取り上げている。なお記事内で言及されている通り、2021年の天皇賞(春)は京都競馬場が改修工事中のため阪神競馬場で開催される。この工事は2023年春まで行われる予定。

関連タグ

ウマ娘プリティーダービー
お兄様ホイホイ お姉様ホイホイ ビート板勢

同世代のウマ娘たち(1989年生まれ)

クラシック二冠の名馬。菊花賞後は相次ぐ故障により出走できず、そのまま引退となった。

ライスとは真逆のスプリンターで、'93・'94年のスプリンターズSを連覇するなど日本競馬史上最強の短距離馬との呼び声も高い。
G1勝ちこそないものの重賞戦線で安定した成績を残した名脇役。マチカネ軍団とノーザンテースト産駒で最も賞金を稼いだ馬でもある。

'92年のスプリングステークスでは上記の3頭とライスが揃って出走した。結果はブルボン1着、ライス4着、タンホイザ5着、バクシンオー12着。この後ブルボン・ライス・タンホイザはクラシック路線へ、バクシンオーはマイル・短距離路線へ進んだため4頭再戦の機会はなかった。

こちらは牝馬のスプリンター。牝馬かつ4歳(現3歳)ながら'92年の最優秀スプリンターを獲得した韋駄天娘。ライスとは対戦していない。

史実でライスシャワーと戦ったライバルウマ娘たち

血統の盛衰激しい競走馬の世界で、親子3代天皇賞制覇という大偉業を成し遂げた超一流の名ステイヤー。ライスに敗れたことで史上初の天皇賞(春)三連覇の夢は潰えたが(2021年現在でも達成されていない)、次走の宝塚記念は1番人気に応え見事勝利。夏の休養を挟んで出走した京都大賞典でも勝利したものの、直後に故障を発生し引退した。

その他対戦経験のあるウマ娘


関連するウマ娘

誕生日が同じ3月5日で、菊花賞馬かつ春の天皇賞馬のステイヤー。ライスと同じく「BNWの誓い」でアニメに初登場し、同じチームBの一員として駅伝に参加した。

母の父。ちなみにマルゼンスキーを母父に持つウマ娘は現時点で3人おり、ライスとスペシャルウィーク(ウマ娘)に加え、ウイニングチケットが該当する。父としてはサクラチヨノオー(ウマ娘)を直仔に持つ。
ライスと同じく的場均騎手との名コンビ(お手馬)で知られた。徹底したマークで主人公格を打ち破った、という点でも共通する。「相手はこれと決めた時の的場均は怖いぞ!」

ゲーム関連

「龍王」ロードカナロアと互角に渡り合った快速娘。こちらはトレーナーを「お兄ちゃん/お姉ちゃん」と呼ぶ。史実で接点は無く適性距離も短距離と正反対。

「世紀末覇王」テイエムオペラオーと共に競馬界を席巻した不屈の挑戦者。ライスと同様、弱気でネガティブ思考な性格のウマ娘。

関連する競走馬

ライスシャワーが勝ち、ヒール扱いされた菊花賞の「もう1頭のヒール」。逃げ戦法を得意とし、ブルボンの楽逃げを阻止する形となったためこちらも中傷を受けた。

表紙


―疾走の馬 青嶺の魂となり―

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