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BDSP

ぶりりあんとだいやもんどしゃいにんぐぱーる

正式名称は『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』。2021年11月19日発売のポケットモンスターシリーズ作品。
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あの輝きを、再び─

ソフト情報

機種Nintendo Switch
ジャンルRPG
発売日2021年11月19日
価格6,578円(税込み)
販売元任天堂
発売元株式会社ポケモン
開発株式会社イルカ
CEROA


概要

『ポケットモンスター』シリーズが10周年を迎えた2006年に発売され、長らくファンの間で切望されてきた、『ダイヤモンド・パール』のリメイク作品。
当時のテイストを再現した懐かしいシンオウ地方を舞台に、Nintendo Switchで発売された。令和最初のポケモンリメイク作品でもある。

シリーズ25周年、および『ダイヤモンド・パール』15周年を迎える2021年11月19日に全世界同時リリース。
シリーズでは初の外注であり、開発はHOMEにも関わったILCAが担当。
ただしゲームフリークからおなじみ増田順一氏がディレクターとして参加する。

今回は公式より原作の内容を忠実に再現した作品にする事を表明しており、リメイクというよりはリマスターに近い。タイトルロゴやフィールド、登場人物のデザインも、『プラチナ』以前の『ダイヤモンド・パール』当時のものがほとんどそのまま再利用されている。

これは前例たる『ORAS』の大幅な改変に少なからず批判意見が上がっていた影響も考えられており、同日に発表されたゲームフリーク新作『LEGENDSアルセウス』とは対照をなしている。

剣盾』および『ピカブイ』との互換性も無いが、連動要素はあり(後述)、年を跨ぐがHOMEとも提携する。
プレイ人数に関しては公式サイトに「プレイ人数 1人(対戦・交換など:2人~4人)」と記述の通り、原作同様ユニオンルームで対戦や交換が可能となっている。

仕様一覧

グラフィックについて

  • マップやキャラクターのモデリングは元のドットをそのまま3D化したような、第六世代に3Dを取り入れて以来初となる表現が採用されている。手足や草花など、部分的にかなり細密に造られた部分が見られるのが特徴。
  • キャラクターは『ダイヤモンド・パール』当時と同じく、バトル時には頭身の上がったリアル寄りのモデルに切り替わる。
  • アレンジの方向性として最も近いのは「ゼルダの伝説 夢をみる島」のニンテンドースイッチ用リメイク版であろう。
  • ただ、イベントシーンでは各キャラクターや主人公の表情も変わるなど、剣盾以前のキャラクター描写よりも進化している部分もある。
  • また、LPLEをリメイク作と捉えないのであれば、前リメイク作であるORASのように登場するキャラのデザインが大きく変更されたり後の作品の登場人物や新規のキャラを登場させるといった事はされておらず、新たなエピソードを描写するような追加シナリオも採用されていない。
  • テレビが薄型テレビに変更。その代わりにもりのようかんのテレビが昭和期のブラウン管テレビになっている。
    • テレビの画面がボタンを押すごとに切り替わるようになった。
  • 作中で民家に飾られている絵画はゴッホの『ローヌ川の星月夜』となっている。
  • 屋内の窓から日光が差し込むようになり、光加減で外の時間帯が一目でわかるようになった。また、建物の陰影も少しずつ変化するように。
  • 民家の照明が時間帯によってより詳細に変化するようになった。
    • 2階建て家屋の場合、23:00分に1階が消灯して2階が点灯、02:00で全消灯という形になっている。
    • いぶんかのたてもの、ギンガトバリビル、レストランななつぼし、ポケモンリーグは18:30から23:00まで点灯しているが、シルベのとうだいのみ3:00まで点灯している(シルベのとうだいの双眼鏡もこの機能と連動していて、ポケモンリーグが点灯すればシルベのとうだい側にも反映される)。


ポケモンについて

  • 第五世代以降のポケモンは『ピカブイ』よろしく使う事が出来ず、リージョンフォームメガシンカは勿論の他、イーブイもニンフィアには進化出来ない(逆に言えば第四世代までに登場したポケモンは全て使うことができる)。
  • 原作の完全再現を謳うだけに、出現・入手できるポケモンのレパートリーから、入手可能となる進行度、相手トレーナーが繰り出してくる面子まで、『プラチナ』以前の『ダイヤモンド・パール』当時のバランスがそのまま反映されている。
    • その為、炎枠ヒコザルポニータしかいない、ナエトル等の草タイプが活躍しにくい等の点も健在で、旅パで安定した強さを一貫できる面子は限られており、選択肢は少なめ。
    • ただし下記の地下大洞窟をスルーせず探索する場合はその限りではなく、ヘルガー等に遭遇できたりと、自由度を『プラチナ』並にまで拡張する事が可能。
    LPLEのデータがあればミュウ、剣盾データならジラーチもソノオタウンで通常入手可能(但しソフト1つに限る)であり、マナフィに関してはタマゴが早期購入特典でもらえる。
  • エンカウントも草むら等でのランダムに戻っているが、地下大洞窟に限りシンボルで出現する。
  • ただ、ポケモンのタイプ・タイプ相性やタイプごとの特性(でんき:まひ無効、くさ:こな技無効など)、技や特性(がんじょうのタスキ仕様など)の仕様はダイパ時代の第4世代では無く最新の第8世代に準拠しており、その絡みで種族ごとの有利不利は変化している(ちからもちマリルリドラゴンキラーぶりや、メタグロスゴースト技あく技が有効になるなど)。


ポケモンコンテスト、ちかつうろ

  • ポケモンコンテストは「スーパーコンテストショー!」としてリニューアルされ、ダンスゲームの仕様が大幅に変更されている。
  • ちかつうろは「地下大洞窟」にリニューアルされ、秘密基地に置いた石像に応じたポケモンが出てくる「ポケモンの隠れ家」と呼ばれしスポットが追加された。ただし、原作で秘密基地に置けたグッズは廃止されている。


『プラチナ』以降の要素について

『DP』を忠実に再現している本作であるが、一方で、『プラチナ』や第5世代以降に組み込まれた要素も本作に積極的に取り入れられている。

  • 過去のリメイク作同様、追加された技やフェアリータイプの設定などは同世代の新作に揃えられており、ヒコザルグロウパンチを習得したりしている。
  • 隠れ特性も実装されており、中には道中で戦闘するトレーナーまでもが隠れ特性持ちを所持しているケースも。
    • 隠れ特性持ちの個体はストーリークリア後に解禁されるポケトレで入手が可能。ただし出現率はかなり低いため、お目当ての隠れ特性持ちを見つけ出すのは根気がいる。ハマナスパークに登場する準伝説のうち隠れ特性が存在するポケモンはすべて隠れ特性で出現する。それ以外のポケモンはとくせいパッチが必要である。
  • アイテムとしてがくしゅうそうちが廃止され、手持ちのポケモン全員(ひんしのポケモンを除く)に経験値および努力値が分配される。捕獲した場合でも入るようになり、努力値や経験値を意図的に振らないようにしたい場合はひんしにするかポケモンをボックスに預ける必要がある。
  • ひでんわざについては、ポケモンライドやヒジュツ同様、手持ちに依存しない自動機能に代替されている。同名の技はわざマシンで習得可能。
  • ゲーム開始時に肌や髪の色などの見た目を設定でき、着せ替えシステムも実装されているが、全て靴や鞄、小物類を纏め合わせたセットアップで値段も最低8000円以上と高額。自由に組み合わせられる訳ではなく『ピカブイ』を発展させたようなタイプである。『プラチナ』の衣装については初回短期通信特典で実装されているが、中盤のブティックの店員に赴く必要はある。
  • つれあるきも導入され、ある程度冒険を進めると手持ちの全ポケモンから一体選んで連れ歩くことができるようになった。
  • 剣盾で廃止された技は習得技やわざマシンから外されており、別の技に置き換えられたものもある。例外的にロッククライムはわざマシンに格下げされて習得可能になった他、めざめるパワーアンノーン専用技として復活している。また、デンジュモクがいない為か、ほたるびが原作通りバルビートマナフィのレベル技として復活している。 わざマシンは使い捨て形式に戻ったが、一部はトバリデバートにてお手頃価格で複数購入が可能になった。ゲームセンターの景品だったわざマシンもそこで入手が可能。また、地下大洞窟にてタマと交換することでトバリデバートに売っていないわざマシンも入手可能(ただし種類は日替わり)。
  • 技の思い出しには再び「ハートのウロコ」が必要になった。ただし、ハートのウロコを10回渡すと、それ以降は剣盾の時と同様、無償で技の思い出しを行ってくれるようになる。
  • 預かり屋での横遺伝も剣盾から引き続き続投。これにより、個体厳選と技の継承を別行程で行うことが可能となり、ポケモンの育成難易度がやや緩和された。ドーブルも復活したため、それを用いた技の遺伝も再び可能に。
  • とくせいカプセル/とくせいパッチミントも続投。
  • 剣盾同様に道中でもボックスを起動してポケモンの入れ替えが可能になった(同時に、ボックスに預けただけではポケモンの体力は回復しなくなった)。また、個体値判定第7世代以降の作品と同様、ストーリークリア後に一定の条件を満たすことでボックスの機能に組み込まれる形となり、特定の人物に判定してもらう必要がなくなった。個体値関連ではきんのおうかんぎんのおうかんが続投され、すごいとっくんを行うことができるようになっている。
  • ハンサムプルートといった『プラチナ』版のキャラクターは登場しない。しかし、プルートの存在自体は示唆されている。
  • ひみつのカギはロトムの入手後に手に入り、ギンガハクタイビルの小部屋に入る事ができる。

再現の困難な要素について

  • サファリゾーンゲームコーナーは、近年の倫理観から原作通りの仕様再現とはいかず、ノモセ大湿原は元々石ではなく泥を投げる仕様だったために解決。トバリシティに存在していたゲームコーナーは閉店し『ブティックゆびをふる』に改装開店している。
  • Switchには「ダブルスロット」という概念がない為再現の難しかったパルパークは、第三世代までの伝説に遭遇できるハマナスパークへと変更された。また、過去作の御三家等パルパークを介しなければ入手できなかったポケモンや原作にてダブルスロットによって出現させることのできたポケモンの多くは前述の地下大洞窟にて全国図鑑入手後に出現。
  • DSの2画面を生かした表現も同様に不可能なため、ポケッチはRボタンで呼び出して使用する。基本的にはスティックでカーソルを操作して使用するが、一応原作通りタッチで操作することも可能。画面右上にワイプ表示させることも可能だが、その状態ではポケッチは操作できないため、ダウジングマシンやカウンター等原作よりも使い勝手が悪くなったアプリもある。
  • ポケモンDPではランダムオンライン対戦はバトレボでしか出来なかったが、今作では可能となっている。ただし同じBDSPとしか通信は不可能。
  • なぞのばしょもバグなので完全修正され、言及すらされなかった。一方別に生じた多数のバグをそう呼ぼうとする動きもある(後述の「注意」の項目を参照)。


その他

  • 原作からして四天王からチャンピオンの手持ちはレベルが高めに設定され歴代でも屈指の難易度だったが、本作では技構成や持ち物が対人戦レベルになっており、無策で突っ込むのは禁物(例としてシロナがかえんだまミロカロスを使ってきたり)。もっとも、レベルを80以上に上げれば従来通りのレベル差でゴリ押しする方法もできなくはない。まあ、そこまでレベルを上げるのが大変なのだが
  • テンガン山に降り注ぐ吹雪やもりのようかんでの怪しい声など、フィールド上での効果音の追加が行われた。
  • 時系列はこれまで通り、BWの前だと推測されるが、ハンサムやプルートが直接登場しないので、その後の作品でどう処理されるのかは不明である。
    • ねがいぼしの存在をNPCが知っていることから、この世界線でもダイマックスが存在するらしい事が窺える。とはいえ、『メガシンカの存在する世界線』かどうかは未だ不明である。
  • リメイク前の音楽を楽しめる『DSプレイヤー』が実装。グラフィックはニンテンドーDSLiteのもの。
  • ポケモン図鑑の重さ測定機能にアニメが追加。ポケモンが重ければ重いほど主人公は吹っ飛び、月を貫通して星になることもある。
  • じてんしゃのカラーリングが選択可能。カラーリングは4種類で第1世代のタイトルに準じている。
  • 全年齢向けでは不適切と思われる表現の変更(例:ロストタワーにおけるスキンヘッズのセリフ)。
  • ポケモンシリーズでは初めて、公式からの攻略本が発売されないという事態が起きている。


注意

本来ゲームメーカーではなかったILCAが担当した為か、近年のポケモンにしてはシステム全体に脆弱性が目立ち、ある意味で熱心な一部のプレイヤー達によってバグを悪用した技が日々生み出されている程(詳細はこちらの記事を参照)。

中にはノモセジムで水に沈んでしまったり、壁抜けバグで抜け出せなくなるポイントなどがある等、通常のプレイヤーも進行不能となり得るバグに襲われる危険性が現在も残っている為、事前にセーブするポイントは気をつける必要がある。
不安な方は、念のためにオートセーブ機能をオフにしてプレイすることを強く推奨する。

なお、2021年12月2日に行われたアップデートにより、これらのバグや不具合はある程度修正されている。

関連動画



関連タグ

ポケモンシリーズ一覧 DPt ダイパリメイク
FRLG HGSS ORAS:過去のリメイク作品
LPLE:同じハードのリメイク作品

その他のシリーズのタグ


外部リンク

公式サイト

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